意味解析過程分析システムとその試行例
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概要
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人間の自然言語理解の過程、特にバックトラックをくり返しながら解析を行う過程について、実験的なシステムを作成し、試行実験を行った。過去、文字列の探索に関して調査したものはあるが、意味理解の視点からこの過程を詳しく調査したものはないようである。また、格助詞が一部省略された文などを提示した場合、人は前後の文脈から省略語を推定して妥当な意味内容を解読することが可能である。これには、`事'を示す名詞や動詞などが重要なキーワードとなって、省略語を補完する処理が施されていると考える。本システムおよび試行実験によって、これらのことを明らかにしたい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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