反射板の明るさの主観評価と輝度測定方法
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概要
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現在、携帯情報機器への関心が高まっており、これに対しディスプレイの低消費電力化が望まれるようになってきている。その中で反射型液晶ディスプレイが注目を集めている。反射型ディスプレイは、周囲光を利用して表示を行っている。その表示性能を大きく左右するのは反射板の明るさである。反射特性は入射させる光の方向により異なるため、評価を行うときにはある決まった光を入射させなければならない。しかし、これまでは決められた評価法は確立されておらず、特に人間の眼の主観評価による明るさの評価結果と対応させた評価方法の実験はまったくなされていない。本研究では、2種類の輝度測定方法を用いて反射板の明るさを評価し、主観評価による明るさの評価結果に対応する評価方法を提案した。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27