平均相互情報量による視覚的注意のモデル
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概要
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本論文では人間の視覚情報処理過程を情報収集過程と見做し、視覚的注意を入力パラメタの制御メカニズムであると捉える立場を取る。まず視覚シーンの集合に対する確率空間を定義する。次にこの確率空間に対するエントロピおよび平均相互情報量を導出し、平均相互情報量の最大値が注意の位置を決定する要因であると考える。このような定式化に基づいて視覚的注意のモデルを提案した。提案モデルを検証するためにシミュレーション実験を行った。
- 1997-03-06
著者
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鷲沢 輝芳
(株)テレマティーク国際研究所
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鷲澤 輝芳
早稲田大学(キャノン(株)中央研究所)
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鷲澤 輝芳
キヤノン株式会社
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鷲沢 輝芳
早稲田大学理工学部電子・情報通信学科
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鷲澤 輝芳
キャノン株式会社cxプロジェクト
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