B-9-5 積層型圧電セラミックトランスを用いた冷陰極管駆動回路
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概要
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ノート型パソコンに代表される携帯用情報機器は近年、著しい発展を遂げてきたが、小型化、薄型化の要求が強く、液晶バックライトに対してはさらに、低消費電力化も求められる。バックライト光源としては長寿命の特性から冷陰極管が用いられるが、その点灯には1000V以上の高電圧が必要である一方、点灯後は内部抵抗が100kΩ程度となり、駆動電圧も400V程度となる。この要求を満足する高電圧発生器としてC.A.Rosenにより提案された圧電トランスが用いられ始めた。Rosen型と称される圧電トランスでは昇圧比が不足で低圧側に補助巻線トランスが必要であるが、小型化、薄型化の妨げになる。その解決法として最近、積層型圧電トランスが注目されている。本報告では積層型圧電トランスを用いて冷陰極管駆動回路を構成し、その調光特性について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
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