B-8-36 セクショントレースを用いた管理領域境界のトポロジー管理
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概要
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通信ネットワークの大規模化、マルチベンダ化にともない、ネットワーク管理システムの階層化が進んでいる。標準プロトコルとインタフェースを使ったOS間を相互接続する、組織化されたネットワーク構造を提供するTMNはNetwork Management LayerのOS間インタフェースとしてQ3nnを定義している。実際のネットワーク管理ではネットワークを複数の管理領域に分割し、それぞれの管理領域を下位NMSで管理することになる。これら複数の下位NMSを統合するために上位NMSを置く。昨今、各種団体はこのQ3nnのモデリングに取り組んでいるが、Q3nnのモデルを定義するものとしてETSI (European Telecommunication Standards Institute)により規定されるI-ETS 300 653をベースにしたモデルが主流である。しかし、現存モデルでは下位NMSの管理領域境界部に関するトポロジー情報を上位NMSがQ3nnのインタフェースから収集するしくみがない。本稿では現存のQ3nnモデルがもつ管理領域境界部の問題点を説明し、セクショントレースを用いることにより上位NMSがら自動的にトポロジーを認識できるしくみを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
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