B-7-68 多目的利用に適したICカードシステム構成法
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概要
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電子決済システムなどセキュリティを重要視する多くの分野で, ICカードの利用が注目されている。これらのシステムでは, ICカードの機能と, それにアクセスする機能をもつ端末側のアプリケーション(AP)は一体のものとして開発され, 一つの運営主体により運営管理されるのが一般的である。一方我々は, 多様なサービスを展開できるシステムとして個人情報管理や決済手段などにICカードを利用する情報流通基盤を検討している。ICカードに対しても, 複数のサービス提供者のAPがアクセスできる環境構築が理想的である。以上の観点から, 多目的利用に適したICカードシステム構成法の検討を行ったので, ここに報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08