適応フィルタに基づくチェス盤歪みを伴わないレート変換器の設計

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概要

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サンプリングレート変換器は, 時変システムとして動作する. このため, ステップ応答はアップサンプル比に応じた周期信号となる[1]-[3]. 画像では, これがチェス盤歪みの原因となる[1]. 本報告では, チェス盤歪みの発生を伴わないレート変換器を, これまで提案してきた適応フィルタに基づくレート変換器の設計を用いて設計する[4]. その結果, チェス盤歪みが発生しないフィルタを入力信号のエネルギーの偏りを考慮して設計することが可能となる. 設計されたレート変換器を用いてレート変換の際の変換誤差について, チェス盤歪みを考慮したレート変換器と考慮してないレート変換器について比較する.
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-06

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