log-Weibull分布に従うレーダクラッタの抑圧法
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概要
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ミリ波レーダで観測したシー・クラッタの振幅強度分布を, AICを用いて定量的に推定した。その結果, データ全体, アンテナのビーム幅で分割された領域, いずれにおいても, 我々が新たに提案したlog-Weibull分布に最もよく従うことがわかった。また, 標準偏差の規格化によるCFAR回路について行った計算機シミュレーションの結果, log-Weibull分布をするクラッタに対しても, この回路で良好なCFAR特性が得られることがわかった。実データをこの回路でCFAR処理した結果, シークラッタは十分低く抑圧され, ターゲットである船舶が正しく検出された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-05
著者
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