分散FDTD法による計算高速化
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概要
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分散FDTD法は、多量の計算機メモリと計算時間を必要とする大規模な電磁界問題を解析するために改良されたFDTD法である。私たちが提案した分散FDTD法は、解析領域において重複領域を持たせている。これにより、簡単に並列計算を実行することができる。本論文において、最初に私たちが提案した2次元及び3次元のFDTD法のアルゴリズムについて述べた。次に、2次元及び3次元において本手法の計算高速化を検討した。その結果、本手法による計算高速化が確かめられ、本手法の有効性が示された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-12-17
著者
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