広帯域デジタル無線アクセスシステムによるビル壁面反射特性及びビルコーナー回折特性

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概要

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広帯域ISDN構築に向け、光ファイバ網を中心とした情報通信基盤整備の検討が進められている。このようななかで、光ファイバの設置が困難な場所等へ経済的かつ迅速にサービスを提供するため、準ミリ波帯及びミリ波帯での無線利用が期待されている。我々は、広帯域デジタル無線アクセスの最適なシステムを明確にするため、準ミリ波帯及びミリ波帯での電波伝搬特性を把握・解明し、それを踏まえて実用化に向けて研究開発を行っている。今回は、特性評価の一環として、無線がビル等の建築物近傍を通る場合等、反射波が存在するケースについて、準ミリ波帯でのビル壁面反射特性及びビルコーナー回折特性等を把握するため、23GHz帯可搬型システムを用いて測定を行ったので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-11-21

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