非線形フィルタの睡眠解析への応用
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概要
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睡眠深度は,睡眠の研究において評価される重要なパラメータの1つである.これまでの人手による評価法では,睡眠深度は6段階で評価されていた.しかし,人手による段階睡眠深度評価は,診断上とくに重要な異常睡眠の評価においては十分なものではなかった。そこで,現在連続値自動睡眠評価が求められており,ヨーロッパ共同体の研究委員会がそのガイドラインを提案している.それによれば,新しい評価法は,これまでの睡眠段階を,覚醒,レム睡眠,およびその深度を連続値で表現するノンレム睡眠の3種類に置き換え,またアローザル(瞬間覚醒)を時間分解能1秒で検出するものとしている.本研究は,このガイドラインにそった,自動化された連続値睡眠評価法を,各種生体信号の非線形フィルタリングを応用して実現するものである.
- 1995-03-27
著者
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浅野 晃
Faculty Of Integrated Arts And Sciences Hiroshima University
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浅野 晃
九工大情報工
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ヴァッリ アルボ
タンペレ工大
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高野 文之
タンペレ工大
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ハサン ヨエル
タンペレ大学病院
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ロウラ ベッカ
タンペレ大学病院
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ハッキネン ヴェイッコ
タンペレ大学病院
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