スプライン関数法による電離圏トモグラフィ
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概要
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電離圏トモグラフィの再生アルゴリズムの1つであるスプライン関数法では、2方向に関するB-スプラインの積の結合係数を未知変数とする「正規方程式」からその解を求めれば、電子密度分布像が再生できる。しかし、正規方程式そのものを解くことが実際には難しく、その解法が懸案の課題であった。本論文では、これを解決するために「打ち切り特異値分解法」を導入し、その近似解法に成功したことを述べている。また、B-スプラインの最適な位数と節点数を選択するために情報量規準AICの導入を試み、その初期的な結果にっいても述べている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-20
著者
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- 研究グループ紹介 電気通信大学電気通信学部菅平宇宙電波観測所