任意形状のプリントワイヤアンテナの数値解析法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
二層接地誘電体基板の境界面にある任意形状プリントワイヤアンテナの電流分布を求めることを目的として,実空間領域におけるモーメント法によりポクリントン形積分方程式を数値解析するための新しいスキームを提示する.ここで用いられるグリーン関数はゾンマーフェルト形積分と呼ばれる積分形で与えられる.本報告では,グリーン関数を波源点と観測点間の距離ρについて展開する方法を採用し,その係数であるρに依存しない同じ形の積分をあらかじめ数値計算して用意する.この数値計算スキームの妥当性を検証するために,単層基板上および二層基板中にあるプリントダイポールアンテナについて解析した結果と文献に示されている計算結果を比較している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-13
著者
関連論文
- 電離圏全電子数観測における最適基準高度の決定について
- 電離層加熱実験における高域側波帯電磁波の励起機構に関する計算機実験
- B-4-56 有限長マイクロストリップ線路の電圧分布
- 磁気圏物理学入門
- 磁化円柱状プラズマからの電磁波錯乱 III
- 磁化円柱状プラズマからの電磁波散乱 II
- 磁化円柱状プラズマからの電磁波散乱 I
- 任意形状のプリントワイヤアンテナの数値解析法
- 携帯無線機用アンテナの数値解析
- マイクロストリップアンテナのグリーン関数について
- 広帯域線状アンテナの数値解析について
- 磁化円柱状プラズマからの電磁波散乱 IV
- スプライン関数法による電離圏トモグラフィ
- 研究グループ紹介 電気通信大学電気通信学部菅平宇宙電波観測所
- マイクロストリップ配線の効率的特性解析