散乱係数非破壊測定法(I)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マイクロ波帯において、材料定数の非破壊測定法開発の要望が大である。電波吸収体の測定のために散乱係数測定法を提示した。しかし、これは直接波を確定するために試料を上下させるものであったので、非破壊測定とはなりえなかった。そこで、試料の上で金属板のみを上下させることで測定を行う新しい散乱係数測定法を考案した。本測定法は、前方散乱も非破壊で測定可能であり、試料として電波吸収体に限定されないものである。9.4GHzにおいて、金属板の面積が600×600mm^2から100×100mm^2まで反射係数の測定値が一定であるという実験結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-16
著者
関連論文
- B-1-7 マイクロ波帯における散乱係数測定法
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(I)
- 斜入射反射波法による複素誘電率および複素透磁率の測定