散乱係数非破壊測定法(II)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マイクロ波帯において、材料定数の非破壊測定法開発の要望が大である。電波吸収体の測定のために筆者らが開発した従来の散乱係数測定法に於いては、受信波に含まれている測定に不要な直接波成分を、同一寸法の試料と金属板を微小量だけ上下することによって分離していたので、これを非破壊測定に適用することができなかった。前論文において、測定試料上の金属板のみを上下する散乱係数非破壊測定法を提案した。本法は、透過係数などの前方散乱係数の測定にも適用できる、より一般的な散乱係数測定法である。本論文では、測定領域を定める基準金属板の寸法が透過係数及び反射係数の測定値に与える影響について検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-19
著者
関連論文
- B-1-7 マイクロ波帯における散乱係数測定法
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(II)
- 散乱係数非破壊測定法(I)
- 斜入射反射波法による複素誘電率および複素透磁率の測定