3Dハイビジョンにおける左右画像歪の許容値の検討
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概要
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3D-ハイビジョン番組は既に10指に余る数が制作されている。これら立体番組の制作にあたっては、左右レンズの精度、カメラマウントの問題等によって、左右画像間で傾き、サイズ、垂直のズレが生じる。これら左右画像の歪の許容値に関して、これまで従来のテレビ方式による検討は行われていたが、ハイビジョンによる検討は行われていない。このため、左右画像を合致させるための精度の良いレンズの選択、左右カメラ設置調整など、従来の2D番組制作に比べ、コストと手間が増大している。今回、これら左右画像間に人工的な歪を生じさせた3Dハイビジョン画像を用いて、これらの歪に対する検知限、許容限を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
永山 克
通信・放送機構
-
元木 紀雄
東京商船大学商船学部交通電子制御工学講座
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山之上 裕一
通信・放送機構
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元木 紀雄
通信・放送機構
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氷山 克
通信・放送機構
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徳田 安紀
通信・放送機構
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尾上 忠和
通信・放送機構
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