複素連想記憶ネットワークにおけるリアプノフ指数
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概要
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複素ニューラルネットワークは振幅信号に加えて位相信号をも取り扱えるシステムであり、将来コヒーレント光ニューラルネットワークへの応用が期待されている。複素ニューラルネットワークでは、入出力値と結合係数を複素数で定めるためネットワークの情報地図は複素空間内に記述される。ダイナミックスに着目すると、ニューロンへの入力信号間の相互作用が複素ベクトル演算として表現されるため複素力学系特有の性質を示す。本研究では複素ニューラルネットワークのダイナミックスを評価する手法としてリアプノフ指数を取り上げ、複素連想記憶ネットワークにおいてニューロン非線形性を変化させた場合に適用した。
- 1996-03-11
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