PCサンプリングによる高速パルス計測
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概要
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幹線系の通信では光ファイバ通信により大容量化、長距離化が進められており、20Gbit/sの高速信号を2,000km以上も無中継で伝送する事が現実のものになろうとしている。さらに、WDMやTDMなどの手法で光ソリトンを多重化するTbit/s級通信に向けた研究も盛んで、OE-IC(Opto-Electric Integrated Circuit)による光パルスの短パルス化、受光素子の高速化が精力的に行われている。この様な状況の中で、光・電気両方の短パルスの時間波形を、高分解能かつ高精度に評価する必要が高まっている。そこで我々はこれらに向けた計測器として、フォトコンダクタ(PC)をサンプラとして用いたモジュールを試作し、サンプリング実験を行い、実用の可能性について検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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今野 猛
(株)アドバンテスト研究所
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渡部 隆
株式会社アドバンテスト研究所
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佐々木 功治
株式会社アドバンテスト研究所
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桜井 孝夫
株式会社アドバンテスト研究所
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今野 猛
株式会社アドバンテスト研究所
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