オブジェクト指向に基づく通信ソフトウェアの設計
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大規模なプログラムを製造する場合、プログラムの複雑さを人間の能力以内に収める必要がある。そのためには、プログラムを幾つかの部分に分割し、それらの間に置かれる規約(インタフェース)を必要な情報にだけ制限することになる。この方法論を表す概念として、抽象化、情報隠蕨、モジュール化、階層化がある。これらの概念は、時代の変遷とともに、通信ソフトウェアの設計思想にも取り入れられてきたものである。オブジェクト指向による設計は、これを徹底させ、更に、プログラミング言語の機能(記述上の制約)により、製造上の支援(製造規則の明確化)を行うものと言える。本文は、通信ソフトウェアの設計思想の歴史を概観した後、上記の概念がオブジェクト指向により実現されている様子を分析の上、課題を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
関連論文
- 複数の網形態を考慮したATM交換網デバ ッ グ手法の検討
- 公衆網におけるATM高速データ通信サービス提供法の検討
- 大規模ネットワークにおけるATMサービス提供法 : 網故障時のサービス復旧
- ATM網におけるPVC信号方式の検討
- ATM網にけおるPVC制御方式の検討
- ATM網における輻輳制御の検討
- ATM交換保守機能への管理対象(MO)の適用の検討
- 交換ノードにおけるコマンド・メッセージ処理方法の検討
- オブジェクト指向に基づく通信ソフトウェアの設計