光伝送路におけるタッピング箇所の検出について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報セキュリティ上から見た光ファイバの特長は、電磁的に無誘導であるため電線に比べて情報のタッピングが殆ど不可能と思われることである。しかし、実際には光ファイバを湾曲させることによって外部に漏洩光を取り出す方法が、光線路の保守を目的とした心線対照技術等として実用化されている。本稿では、情報をタッピングする目的で光ファイバを湾曲させた際、その箇所を遠隔から検知できるか否かを現用の光伝送路監視技術を使って実験・検討することを目的とする。なお、使用した方法は光伝送路中でのレイリー散乱やフレネル反射を利用した光パルス試験器と、ブリルアン散乱現象によるエネルギーシフトを利用したBOTDA(Bril1ouin 0ptical-fiber Time Domain Ana1izer)である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- B-5-92 アナログ変調方式の自動判別について
- アナログ変調信号及びFSK信号の自動判別について
- アナログ変調信号及びFSK信号の自動判別について
- アナログ変調信号及びFSK信号の自動判別について
- 放射電磁波からの情報再現の可能性について
- 特徴抽出と推論に基づくデジタル変調方式の自動識別
- アナログ変調信号とQAM信号の自動判別
- B-2-23 パッシブレーダの覆域に関する一検討(B-2.宇宙・航行エレクトロニクス,一般セッション)
- イラストで読む防衛技術の基礎知識(第45回)地上波通信
- 光伝送路におけるタッピング箇所の検出について
- 階層的統合と相互結合型神経回路網による時系列パターンの認識