アナログ変調信号及びFSK信号の自動判別について
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概要
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通信の分野において変調方式の自動判別は重要な役割を持っている。例えば, 携帯無線機のハンドオーバや周波数有効利用の観点から汎用復調器の実現, 干渉波の特定と除去等に対する応用があげられる。本論文では入力信号がアナログ変調信号もしくはFSK信号の場合の自動判別法について述べている。まずPSK信号とQAM信号との間の分離判別には, 蓄積一括復調方式によってブロック毎に推定したシンボルレートのばらつき具合を用いた。そして, 周波数変調系と振幅変調系間の判別, 周波数変調系内の判別及び振幅変調系内の判別にはそれぞれ, ヒルベルト変換によって求められる信号の瞬時周波数と包絡線振幅の統計的パラメータを用い, いずれのケースについても良好な判別結果を得ることができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-11-19
著者
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