文字認識結果の確信度に関する一検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、高精度なOCRを実現するために、様々な文字認識後処理方式が研究されている。これらは候補カテゴリとその候補の確信度を用いているが、その確信度に十分な信頼性がなく、さらにカテゴリ毎に確信度の傾向が異なる場合には、単語照合等に悪影響を及ぼすことがある。そこで本報告では、認識結果を種々の観点で捉えることにより、安定した認識結果の確信度(以下候補確度と呼ぶ)を算出する手法を提案し、その有効性について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27