MPEG2 MP@ML準拠ビデオエンコーダ : 動きベクトル検出
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概要
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インタレース画像の符号化にも対応したMPEG2では、frame typeに加えてfield typeでの双方向動き補償(MC)やdualprime MCの使用により、高能率な符号化が可能になった。しかし、これらのMCを利用する為には、多種の動きベクトル(MV)検出を広範囲に行わなければならない。さらにこれらのMV検出を実時間で実現する為には、frame MVの検出過程でfield MV検出を行う工夫とframe単位のタレスコピック探索により検出演算量を削減されたMPEG2のテストモデルTM5でも、約300GOPSという膨大な演算処理量が必要である。今回、この検出処理量をTM5の約1/4に削減し、SNRと画質の点でTM5と同等の検出性能が得られる動きベクトル検出方法を開発したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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