3分岐広帯域波長カプラ
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概要
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1.3μm及び1.55μm帯での波長多重通信システムを構成する上で広帯域波長カプラ(WIC)は重要な部品のひとつである.従来のWICは2本の光ファイバの伝搬定数の差を利用することで広帯域化がはかられている.これらのWICを実際に作製するには,一方の光ファイバをプリ延伸あるいはエッチングにより縮径する方法などが報告されている.また,一方では光システムを構成する上で多分岐カプラが望まれており,これまで,3分岐カプラについては導波路タイプやWDM型について報告された例があるが,ファイバ融着型の3分岐広帯域波長カプラについては未だ報告されていない.今回,我々は3分岐広帯域波長カプラについて試作したので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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