次世代移動通信ネットワークと通信トラヒックの課題
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概要
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近年、i-modeサービスのようなインターネット上のコンテンツを移動通信網においても享受できるような環境への要求が高まっている。2001年春には高速データ通信を可能にするIMT-2000システムのサービスが開始され、様々なマルチメディアサービスの展開が期待される。このようなユーザの通信形態やアプリケーションの多様化によって、ユーザトラヒックは大きく変化してネットワークに大きな影響を与えることが予想される。本稿ではIMT-2000システムの概要、信号方式、ATM伝送技術について解説する。次にIMT-2000システムにおけるトラヒックの課題としてATMを用いた伝送技術の今後の課題、輻輳制御機能、ルーティング方式の課題について述べ、IMT-2000システムStep2として拡張するネットワークの要求条件を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-04-20
著者
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