1000波長WDM技術のIP over WDMネットワークへの適用効果
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概要
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次世代インターネットの基盤ネットワークとしてWDM技術にもとづいたIP over WDMネットワークが有望視されており、ノード間リンクに対してWDM技術を適用したWDMスイッチもすでに商用化されている。一方で、光クロスコネクトを用いることによって波長ルーティングを可能としたパスネットワーク技術についても研究が行われている。おそらく、IP over WDMネットワーク実現のためには、実現可能な波長数がまず第一の鍵となるであろう。実際、1, 000波長WDMは実現可能である。しかし、1, 000波長WDMがたとえ実現されたとしても、それがただちにネットワークボトルネックの解消にはつながらない。本稿では、まず、IP over WDMネットワークのための論理トポロジー構成手法における性能指標についてまとめ、論理トポロジー構成に必要となる波長数を定量的に評価する。その結果より、IP over WDMネットワークによるネットワークボトルネック解消の際に必要となる要素技術を指摘する。
- 2000-03-09
著者
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