密結合マルチプロセッサにおける割り込み抑止制御方式の一考察
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概要
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高度情報社会の進展とサービスの多様化に伴い,ソフトウェア生産性向上とプロセッサの高性能化が今後一層要求される.プロセッサの高性能化の一手段として,プロセッサのマルチ構成化がありその有効性が検討され,実システムとして適写用されている.一方,システムの処理には,障害発生等の非同期事象や入出力処理等のオーダーの発行から完了まで長時間を要する場合の完了通知事象を割り込みにより通知する場合がある.割り込み通知の抑止処理は,ハードウェアを制御するOS階層ソフトウェアで頻繁に使用され,高速化が要求される.本稿では,1台のメモリにプログラム, データ等が配置され,複数のMPUでプログラムを実行するTCMP構成と階層ソフトウェア構造を前提にOSカーネルにおける割り込み抑止制御方式について検討する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-24
著者
-
三木 修次
NTT交換システム研究所
-
岩崎 裕江
Nttネットワークサービスシステム研究所
-
香西 省治
NTTネットワークサービスシステム研究所
-
松田 知志
NTTネットワークサービスシステム研究所
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三木 修次
NTTネットワークサービスシステム研究所
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