マルチプロセッサを用いた大容量ATMノードの検討
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概要
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B-ISDNを構築する際の既存網との統合の一形態として、中継網での統合を想定した大容量ATMノード構成法の検討を行っている.64kb, sから150Mb/s以上と様々な帯域の呼を扱うATMノードでは、大きな呼処理能力と通話路容量が必要であるが、経済的に実現するためにはこれらのバランスが需要に合っていることが必要である.本稿では予測不能なB-ISDNトラヒックにも柔軟に、経済的に対応可能な大容量ATMノード構成法として、回線くくりつけ型マルチプロセッサ構成を提案する.その具体的な方式について通話路系制御インタフェース機能、共通線信号処理機能、保守運用インタフェースの配備法、呼制御、装置管理方式の検討を行い、既存網を統合するための大容量ATMノード構成法を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-05-27
著者
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