移動体通信におけるチャネル棲み分け方式のトラヒック解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マイクロセル分式を用いた移動体通信ではチャネル割当方法としてチャネル棲み分け方式が有望視されている。これは基地局において自律的に無線チャネル使用状況を測定し、電波干渉エリア内の他ゾーンで調用されていない無線チャネルを優先的に使用し、学習していく方式である。本稿は、チャネル棲み分け方式の実システムへの適用を考慮して各基地局で使用可能なチャネル数に制約のある場合を対象に以下の2点の検討結果を述べたものである。(i)チャネル配置パターンの評価尺度としてチャネル繰り返し距離を提案し、シミュレーションによりチャネル配置繰り返し距離の過渡特性の解明した。(ii)各基地局のチャネル数算出法として適用できる呼損率の上限式を導出し、シミュレーションとの比較により精度のよい上限が与えることを明らかにした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-23
著者
関連論文
- 公衆網でのABRサービス提供法の検討
- ABRの公衆網における実現に関する検討
- 移動体通信におけるチャネル棲み分け方式のトラヒック解析
- ABR上でのTCP/IP通信のシミュレーション評価
- SVC上でのABR提供のための課題
- ATM網におけるABRサ-ビスの適用形態と性能評価
- ATM網におけるAvailable Bit Rate(ABR)サービス輻輳制御方式のシミュレーション評価