3次元眼球運動測定装置における回旋測定方法の最適化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在, ビデオを用いた3次元(水平, 垂直, 回旋)眼球運動測定装置を開発している.眼球を撮影した画像上の瞳孔の移動量を測定することにより水平, 垂直方向の眼球運動を推測し, さらに, 回旋角(光軸周りの回転)を虹彩上の円弧に沿った画像データの1次元相互相関を用いて計算した.本研究の目的は, 3次元眼球運動測定装置の最適アルゴリズムを開発することである.そこで, 我々は円弧の個数, 長さ, 選び方をパラメータとして回旋角の精度について検討した.まず, 円弧の個数と計算時間との関係を調べ, 次に, 円弧の長さと回旋角の精度の関係を調べた.さらに, 円弧の個数と選び方について検討した.最後に, 視線の方向と回旋角の精度について検討した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-18
著者
-
金子 寛彦
Atr人間情報通信研究所
-
金次 保明
株式会社エイ・ティ・アール人間情報通信研究所:nhk放送技術研究所
-
宇和 伸明
株式会社エイ・ティ・アール人間情報通信研究所
-
Berthold Max
ART人間情報通信研究所
-
金子 寛彦
ART人間情報通信研究所
-
宇和 伸明
ART人間情報通信研究所
-
金次 保明
ART人間情報通信研究所
関連論文
- 二種類の視覚運動情報が人間の姿勢制御に与える影響
- 視差・視覚変化刺激観察時の重心動揺と奥行き運動知覚(人間の視覚・聴覚情報)
- 3次元眼球運動測定装置における回旋測定方法の最適化
- 3次元眼球運動測定装置における回旋測定方法の最適化
- 3)奥行き運動の重心動揺に与える影響(ヒューマンインフォメーション研究会)
- 2-6 奥行き運動刺激に対する重心動揺の時間的変化
- 奥行き運動の重心動揺に与える影響
- 9)立体画像における奥行き運動と重心動揺(ヒューマンインフォメーション研究会)
- 立体画像における奥行き運動と重心動揺
- 19)両眼視における絶対距離知覚に関する検討(ヒューマンインフォメーション研究会)
- ステレオ表示における奥行き知覚ひずみとその防止方法(3次元画像情報技術)
- 両眼視における絶対距離知覚に関する検討
- 両眼視における絶対距離知覚に関する検討
- 立体画像の画枠が輻輳眼球運動に与える影響(人間の視覚・聴覚情報)
- ステレオ表示における画枠ひずみと輻輳眼球運動
- 3)両眼立体視における垂直大きさ視差の役割(ヒューマンインフォメーション研究会)
- 視覚光学
- 両眼立体視における垂直大きさ視差の役割
- 垂直視差処理過程の性質と機能
- 垂直視差による立体視の空間特性とメカニズム
- 広い視野中の両眼視差分布と奥行き知覚