栄養物と危険物のある環境において適応的に行動する個体の頭脳としての神経回路の設計と機能
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概要
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頭脳全体としての神経回路の設計原理を探る。いままで顧みられることのほとんどなかった根本的な諸問題を、論理的必然性に導かれつつ拾いあげて議論する。分化的設計法と名付けられた重要な方法を導入する。頭脳の一般理論に向けた様々な一般的なアイデアを探求しつつ、一方では、実際にはたらく単純な頭脳を設計し、その機能を論じた。また、計算機実験によってその頭脳を持つ個体が期待通りに適応的に行動することを検証した。また、その頭脳に備わった原始的な学習機構と注意機構の有効性を検証した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-11-29
著者
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