連想記憶モデルPATONに対する自然言語による記憶検索の研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ある自然言語文が与えられて統語解析、形態素解析などを行なう時、語の解釈の暖昧性が生じる。本研究は、脳に類似した構造の連想記憶モデルRATONを用いてその暖昧性を解消し、さらに、質問文に対する事例の連想・記憶検索ができるシステムの構築を目的とする。自然言語処理にRATONを用いる利点は、学習によって感覚情報も単語と連合させて概念として表現できるため、異なる言語や感覚入力からでも入力の意味を概念的に理解して、望ましい結果の出力ができる可能性があることである。
- 1997-02-07
著者
関連論文
- 複数の状態遷移ニューラルネットの相互作用による命令文解釈実行のモデル化
- 連想記憶モデルPATONに対する自然言語による記憶検索の研究
- 複数の状態遷移ニューラルネットの相互作用による命令文解釈実行のモデル化
- 連想記憶モデルPATONに対する自然言語による記憶検索の研究
- PATON:動的神経回路網モデルによる概念学習
- 海馬閉回路における抑制性細胞の役割
- 記憶モデルPATONによる視覚探索のシミュレーション
- PATON : 文脈依存性を表現する動的神経回路網モデル