1.宇宙通信発展の歴史 : 総論(<特集>宇宙通信の新しい展開)
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概要
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静止衛星の実現から30年. 今日, 低軌道衛星を利用する携帯電話システム, イリジウム, インマルサットPなどの発表を機に, 世界は再び低軌道衛星を再評価する気運にある. 本稿では, このような動きを背景に, 衛星通信を, (1)大容量化の時代, (2)競争の時代, (3)多様化の時代に分け, シンコム2号以後のディジタル化を通した大容量化への時代, 次いで現れた光ファイバとの競争, 衛星システム間の競争の時代について述べる. また, 最近の低軌道衛星利用の動きや, 各地における放送衛星の成功を通した多様化の時代への動きを述べる. 最後に, 今後の歴史を作る方向とは何かについて意見を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-04-25
著者
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