一般プログラムに対する矛盾解消交替演算子
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概要
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一般プログラムにおける宣言的意味論の1つとして、3値安定(3-valued stable)モデルがある。一方、交替不動点(alternating fixpoint)は、実際に3値安定モデルを得るために用いられる操作である。ただしその際には、対象となる集合が矛盾を含まないという条件を満たす必要がある。我々は、そのような制約を取り除くため、交替不動点の定義を基に新たな関数を定式化した。この関数は交替不動点を定義している関数と同様、3値安定モデルを得るために用いることができる。さらにこの関数は、得られた集合が矛盾を含まないという性質、即ち、矛盾を含む集合から、その矛盾を解消するという性質をもつ。我々はまた、この関数を利用して、矛盾を含む集合を基に3値安定モデルを得ることを考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-10
著者
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