調整と無限導出を伴うアブダクティブ手続き
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
EshghiとKowalskiはSLDNF導出の一般化であるアブダクティブ手続きを定式化した。この手続きは3値アブダクティブ枠組の宣言的意味(3値安定モデル)に関して健全であるが完全でない。完全性を満たす手続きも幾つか存在するが、それらはある理想的な計算規則を必要としている。本稿は、任意の安全かつ正リテラル優先計算規則において健全かつ完全となる3値アブダクティブ手続きを導入する。この手続きは、アトムが未定義であることを確定するために調整手続きを組み込み、完全性成立のために無限導出を理想的に取り扱っている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-09-11
著者
関連論文
- 調整と無限導出を伴うアブダクティブ手続き
- 拡張論理プログラムに対する矛盾解消アブダクションの枠組
- 一般プログラムに対する矛盾解消交替演算子
- 3値アブダクション枠組における一貫性制約と意味論
- 3値アブダクティブ証明手続き
- 3値アブダクション枠組の意味論
- 一般プログラムに対する矛盾解消交替演算子
- 3値論理におけるアブダクション
- 状況理論に基づくプランニング争点解消手法
- 安全でないSLDNF導出に基づくアブダクション手続きの正当性
- 矛盾による否定と二重否定問題
- 一般論理プログラムに対する安全でないSLDNF導出と最小不動点意味論
- データフローネットワークに基づく論理プログラムの計算機構と意味論(ソフトウェア科学・工学における数理的方法)