安全性・信頼性評価の不確実さ解析における相関の効果について
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概要
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近年、安全性評価・信頼性評価問題において、希事象を伴う意志決定問題を取り扱う上で、モデル等の曖昧さを定量化する不確実さを解析することが多くなってきている。一方、不確実さは要素間に関連性が存在することがあり、各要素ごとに独立に設定せずに、相関性を仮定することが適切な場合がある。ここでは、不確実さにおける相関性の設定について議論し、大規模システムの信頼性評価における不確実さ解析に相関性を設定した場合の効果に関して、主としてシステムの構成形態との関連について、数値実験を行うことにより考察した。この結果、不確実さにおける相関は、共通原因故障と同様に並列システムにおいて大きな影響を及ぼすことがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-12-08
著者
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