ユーティリティを考慮した状態監視型点検政策について : リスクをベースとしたモンテカルロシミュレーションによる方法
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概要
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ここでは、安全性に関する保守政策の最適化問題の数値的な解析法について考える。一般に、保全政策では、故障一件あたりのコストを設定し、故障に関する総コストと保全コストとのトレードオフを考えるが、安全性では、故障の発生量全体に関するリスクが故障発生に関する評価基準になる。そのために、ここでは故障発生量全体をはじめとした、いくつかの目標に関してユーティリティ関数が設定されている場合を考える。保守政策モデルとしては、安全性に関係するような故障に関する劣化パラメータが、非破壊検査法などによって観測され、限度値を超えた場合に取り替えが行われる状況を想定し、「状態監視を点検によって行う保全政策」について考える。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-13
著者
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