Uhlenbeckコンパクト化と音声の多重構造
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概要
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本稿では非線型性に焦点をあてた音声スペクトルの変形手法を示す。音声スペクトル包絡を入力とする聴覚機構に以下の幾何構造を入れる。ここでは、聴覚機構とはスペクトル包絡上の「関数」を指す。多重構造を含む幾つかの聴覚機能をまとめて扱うため、これら複数の関数(聴覚機構の複数の機能)を束ねて「ベクトル束」とする。ベクトル束上に「個人同相構造」と「音韻同相性」とを入れる。「個人同相構造」はほぼシンプレクティック構造に、「音韻同相性」はほぼ微分構造に対応させて構成する。2つの幾何構造を調べるために、2種の変分法を用いる。音声スペクトルの変形に対しこの定式化が可能である根拠はUhlenbeckコンパクト化にある。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-20
著者
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