広域分散ストレージ環境におけるデータ自律再配置制御(ストレージ応用技術, SWOPP武雄2005 (2005年並列/分散/協調処理に関する「武雄」サマー・ワークショップ))
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概要
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複雑化、多様化するコンピュータシステム環境において、コンピュータ間でのデータ共有を可能とするネットワークストレージが普及してきている。ネットワークストレージの1形態であるNAS(Network Attached Storage)の技術分野においては、複数のNAS装置を、あたかも1台のNAS装置として提供する仮想化技術や、遠隔地にあるNAS装置をレスポンス性能の劣化させずに利用可能とするWAFS(Wide Area File System)技術が、NASの新しい利用方法を実現する技術として注目されている。本稿では、この中からWAFSの技術に着目し、広域ネットワーク環境でファイル共有システム実現するための各種手法における利点、欠点を検証すると共に、NAS装置の仮想化技術を絡めた、新たなファイル共有手法とその運用方法について提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-07-29
著者
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