ファイルサーバ仮想化環境におけるファイルデータ自律配置制御技術の開発
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概要
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複雑化、多様化するコンピュータシステム環境において、コンピュータ間でのデータ共有を可能とするネットワークストレージが普及してきている。我々は、ネットワークストレージの一つであるNAS (Network Attached Storage)に着目し、複数のNAS装置を仮想的に統合し、連携動作させる技術を提案してきた。本稿では、この仮想化連携技術の一方式として、拠点に分散したNAS装置を仮想的に統合してファイルを共有する手法と、クライアントによるファイルアクセスの際、拠点間通信ができるだけ発生しないデータの配置方法を自律的に判断する手法について提案する。本提案手法を用いることにより、拠点間でのデータ共有環境において、拠点間に大容量のネットワークを敷設しなくても、高品質のファイルアクセスサービスを提供することが可能となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-18
著者
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