ファイルサーバの仮想化技術(ネットワークストレージシステム及び一般)
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概要
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本稿では,ファイルサーバに対し,仮想化という手段を用いて,何らかの特性を得ようとする,ファイルサーバの仮想化技術について述べる.ファイルサーバに対して容量拡張や処理性能向上,障害や保守め隠蔽などの特性を加える上で,ファイルサーバを仮想化するという手段が有効である.ファイルサーバ仮想化の一例であるNASスイッチでは,名前空間やファイルハンドルの仮想化に伴うオーバーヘッドや,仮想化に伴って保持すべき情報量が非常に少ない,高速なスイッチング方式を用いており,容量拡張や処理性能向上という仮想化の目的を,高いレベルで実現している.さらに業務中であってもデータ移行を安全確実に行うオンライン移行も実現しており,障害や保守の隠蔽,負荷分散などが可能である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-12-13
著者
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