オープン環境の浸透による企業市場ビジネスモデルの変革 : 多接点プラットフォーム・モデルによる(ビジネスモデルSI業界での最上流を強くし, 国際競争力をつけることを目的とする)
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概要
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インターネットのようなオープン・ネットワークがサービス提供のプラットフォームとなり、事業が製品からサービスに確実に移行している。今後一層サービス化が進み、技術的には相互接続可能なネットワーク・インフラ拡大、その前提となるオープン化/標準化が進むと、従来、個別に存在していたビジネスモデルも変質を迫られる。しかし、変革の前提を異にするビジネスモデル変革がスムーズに立上がる保障はない。元来、サービス化は、機器間連携、企業間連携の特性、更には広域化で国・地域特性へも依存する複雑な世界である。そこで、この複雑性を可視化するため、プラットフォームに対して、エンドユーザ, サービス事業者、アプリケーション開発者, コンテンツ・プロバイダなどが個々の接点を有すると考える多接点プラットフォーム・モデルを導入し、企業市場に適応することで、ビジネスモデル変革を分析する。これを基にこれからのサービス提供者の企業ポジショニング分類を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-08-19
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