EDDコネクション受付制御方式における最悪リンク遅延の高速導出法 : 負荷が中程度以下の場合(NW性能管理,NW品質,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
EDDコネクション受付制御方式において,最悪リンク遅延を計算するためには,複数の離散的な時点の各々(チェックポイント)について,ポイントスケジューラビリティチェックと呼ばれる処理が必要である.従来,コネクションの設定要求の発生前に,いくつかのチェックポイントについてチェックを行っておき(前処理),設定要求発生後に残りのチェックポイントと新たに生じたチェックポイントについてチェックを行うことにより,設定要求発生後の所要時間の低減を図る方法が提案されている.しかし,この方法にはネットワーク内の設定済みのコネクション数(負荷)が中程度以下の場合に導出時間が低減できないという問題点があった.本報告では設定要求発生後のチェックポイントのうち,ある値以上のチェックポイントについてはチェックが不要であることを明らかにし,これにもとづき高速化を図っている.数値例によれば,提案法は,従来法に比して格段に高速である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-11-12
著者
関連論文
- う回ルーチングを行う分散形交換ネットワークの性能評価
- シャッフル型ネットワークにおける形態とパケット伝送遅延の関係
- 分散形交換ネットワークのリンク故障時の性能比較
- α系亢進とγ系亢進とを分離して評価できるペンドラムテストモデル
- 痙縮患者を対象としたペンドラムテストモデルの精度改善
- 痙縮患者を対象としたペンドラムテストモデルの精度改善
- 描画時合成方式と表示時合成方式の併用によるスムーズ操作が可能なマルチウィンドウシステム(計算機システム)
- 描画時合成方式と表示時合成方式とを併用したマルチウィンドウ合成方式
- 静的及びモバイルマルチキャストルーチング問題に対する最適パス選択解法の提案
- 双方向マンハッタンストリートネットワークのノード配置問題に対する階層型近似アルゴリズムの提案