脂肪酸エステルを用いたリチウム金属二次電池

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概要

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脂肪酸エステルは、同分子量の炭酸エステルと比較して低粘度、低融点という特徴を持っている。このためリチウム電池用の電解液の溶媒に提要できれば、低温時での放電特性や高負荷時の取得容量特性に優れる電池の実現が期待される。しかし、通常、脂肪酸エステルはリチウム金属との反応性が高いために充放電効率が低くなり、そのためサイクル寿命が短かくなる。今回、取得特性、サイクル特性の向上を目的として、各温度下でのリチウムイオン導電率及びリチウム二次電池でのサイクル特性について検討を行った。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-01-10

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