電界放射冷陰極マイクロ波管の開発動向
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概要
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電界放射エミッタアレイ(FEA)陰極の高電流密度、エミッション電流制御特性を活かしてマイクロ波管の高性能化を狙った研究開発が進められている。米国では、海軍研究所(NRL)を中心として、エミッション電流をゲート電極に印加したマイクロ波信号で直接変調するプリパンチング管が研究開発されている。国内では、熱陰極をFEA陰極で置き換えた進行波管(FEA-TWT)がNECにおいて試作され、11.5GHzにおいて出力28.2W、飽和利得40dB、電子ビーム透過率99.3%を得た。今後、電子ビームの横方向速度成分の抑圧による高性能化、FEA陰極の特徴を生かした高機能化が必要である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-04
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