二次能動複素フィルタの一構成法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アナログ信号処理分野では、設計の自由度の増大可能などのために、実フィルタの周波数応答を周波数軸上でシフトした複素アナログ伝達関数を導出し、複素係数フィルタの構成法が注目されている。さらに、一次複素係数を用いた複素共振回路による能動複素フィルタの実現も提案されているが、二次能動複素回路はまだ提案されていない。本論文では、二次複素伝達関数に基づき、OP-Ampを用いた二次能動複素帯域通過のフィルタの回路構成法を提案する。最後に、この回路の設計について述べ、その構成例を示し、適用性を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-23
著者
関連論文
- 2次能動複素係数帯域通過フィルタの実現とそのヒルベルト変換への応用
- A-14 CCIIを用いる能動複素フィルタの一構成法(A-1. 回路とシステムC,一般講演)
- 双1次複素伝達関数の回路実現とその応用
- リアクタンス終端された2線条方向性結合器の性質について(技術談話室)
- 単純ル-プハイブリッドリングの一般化
- 種々のハイブリッド回路の特徴
- 位相反転形ハイブリッドリングの広帯域化
- ラットレース回路のサセプタンス補償
- 8-2 逆相ハイブリッド・リングの広帶域化
- 8-1 各種のハイブリッド回路
- 1)各種ハイブリッド回路(第26回 テレビジョン方式回路研究委員会)
- CCIIを用いた能動複素係数カレントモｰドフィルタ構成の一手法
- 周波数変換に基づく複素 BPF の一設計法
- 二次能動複素フィルタの一構成法
- 能動複素フィルタの周波数特性補償
- 8-7 ハイブリッド特性が双峰となる単純ループ・ハイブリッドリング
- 8-6 分路L補償Rat Race回路の特性