能動複素フィルタの周波数特性補償
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概要
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能動複素帯域通過フィルタはOP-Ampの有限GB積により、周波数に対する影響を受け、その伝達関数の周波数特性が劣化し、顕著な誤差を生じる。このためOP-Ampの周波数特性の伝達関数に及ぼす影響を補償することが必要になる。本論文では、有限GB積の影響を受けた能動複素フィルタの伝達関数を近似化し、その周波数特性と素子感度を解析し、構成素子値のみの調整による有効な補償方法を提案する。なお、この方法を確認するために、三次能動複素フィルタを例に挙げ、この補償効果を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-23
著者
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