エネルギー汎関数を用いた対応点探索による車両前方監視
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概要
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本論文では, 自動車の追突事故の未然防止を目的とした, 動画像処理を用いた車両前方監視の新たな手法を提案する. 車載単眼カメラにより取得された車両前方画像において, 画像全体の点でのオプティカルフロ一をエネルギー汎関数の最小化を利用した比較的高速な方法で算出する. そして, 画像上の全ての点が道路平面上に存在すると仮定した場合の初期値フローと, 連続画像からエネルギー汎関数の最小化によって実際に計算されるオプティカルフ口ーを比較することで接近車両のみのオプティカルフローを検出し, その危険度を判定する. 実際に高速道路を走行して取得した車両前方画像に本手法を適用した結果, 前方車両の検出及び警告を良好に行えることが確認された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-03-15
著者
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