復号誤り率を再送基準とする畳み込み符号によるARQ方式
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概要
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本稿では畳み込み符号-ビタビ復号の復号誤り率を再送基準とした新しいTYPE I Hybrid-ARQ方式を提案し,そのスループットおよびビット誤り率の理論的解析を行っている.本方式ではビタビ復号の生き残りパスメトリックから誤り率を推定し,その値を用いて再送判断を行なっている.また再送されたパケットに対してはパケット結合法を適用することにより,スループットを必要以上に悪化することなく設定された誤り率以下での伝送を可能としている.さらに再送時に1パケット分全てを送らず,部分的に再送を行う事によりスループット特性が改善される事を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-26
著者
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