インターネット移動TV会議システムの非線形分散制御方式REDiCによる制御
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概要
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ベストエフォートIPパケット通信によりTV電話やTV会議を行うには,可変レート音声画像符号化,TCP-friendlyな輻輳制御,パケットの遅延ゆらぎ吸収,廃棄パケット補間が不可欠である.また,可変長符号を用いる符号化方式では,符号化速度は符号化パラメータだけでなく入力信号にも依存する.そのため,符号化後の符号速度が輻輳制御アルゴリズムが決めた目標値と一致するように符号化パラメータを調整する機能が必要となる.我々は,上記機能を統一的に制御することができる制御方式REDiC(requirement-and-error based distributed control method)を提案し,これを用いてインターネット移動TV会議システムを構築した.また,実験網でその性能を評価し,本システムが狭帯域低品質な移動環境とイントラネットなどの広帯域高品質ネットワークのベストエフォートサービスで利用可能であることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-08
著者
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佐藤 仁樹
ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
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石場 正大
ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所
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石場 正大
株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所:(現)三洋電機株式会社デジタルシステム研究所
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佐藤 仁樹
株式会社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研究所:(現)公立はこだて未来大学
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笠間 俊夫
株式会社富士総合研究所
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有馬 太公
株式会社富士総合研究所
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安川 祥正
株式会社富士総合研究所
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木村 東樹
株式会社富士総合研究所
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有馬 太公
富士総合研究所
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安川 祥正
富士総合研究所
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木村 東樹
富士総合研究所
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笠間 俊夫
富士総合研究所
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